今年もあの季節がやってまいりました!
「芥川賞・直木賞」の発表ですねー。
特に芥川賞は、毎回新人の作家さんに与えられる賞なので注目度が高いことで有名。
そして、第165回の芥川賞候補作の発表がありました。
今回は紹介していくのは「李琴峰(りことみ)」さん。
なんと今回の『彼岸花が咲く島』で2回目の選出。
芥川賞を受賞すると部数も10倍以上も伸びるんだとか!
前回のリベンジとなるのでしょうか?
という事で、「李琴峰の経歴・プロフィールは?学歴(大学)や国籍についても紹介!」というテーマでお送りしていきたいと思います。
どうぞ最後までご覧ください。
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李琴峰さんの性別は!?

ネット上で「李琴峰って、女性?男性?」という声が上がっておりましたが、
「女性」で読み方は「り・ことみ」ですので、よろしくお願いします。
おそらく、李琴峰の文字を見て「り ことみね」と呼んでしまって、男性か女性かで疑問を持った方がいるのではないでしょうか?
さっそく気を取り直して経歴などを見ていきましょう。
李琴峰のさんの経歴・プロフィールは?

名前:李 琴峰(りことみ)
生年月日:1989年12月26日(2021年現在31歳)
出身:台湾 (中国)
日中二言語作家、日中翻訳家、通訳者など幅広く活動
李琴峰さんは、台湾のご出身です。
日本語で小説を書くほどですので、
「幼少期から日本語に触れる機会があったのでは?」
と思ってしまうかもしれませんが、李琴峰さんの家族や親せきには日本在住経験者や日本語を話せる人は一人もいなかったそうなんです。
当時は「あいうえお」も知らない中学生。
15歳ころから日本語を勉強し始めたんだそうですが、その理由は
・特にきっかけはない
ということなんだそうです。(意外です)
・就職に有利だから
・アニメが好きだったから
などの分かりやすい動機は結果論なだけで、李琴峰さん曰く動機やきっかけではないんだとか。
そんな李琴峰さんのは、子どもの頃から読書が好き、中国語で小説も書いていました。
学歴などは、次にご紹介しますが経歴はこちら↓
・2013年に大学院への入学を機に東京へ移住。
・2017年に作家デビュー
・2017年「独舞」で群像新人文学賞優秀賞受賞
・2018年にフリーランスの作家、翻訳家として活躍
・2019年「五つ数えれば三日月が」で第161回芥川賞候補
とても、台湾で暮らしていたとは思えないスピードで日本で活躍されていますね!
李琴峰さんの学歴(大学)や国籍は?
李琴峰さんの大学は?

李 琴峰さんは、故郷台湾の中学・高校を卒業した後「台湾大学」に進学されています。
「日本語」と「中国語」を専攻していました。
当時の李琴峰さんは、寮生活で人間関係に悩んでいました。
そんな時、東日本大震災直後の2011年に交換留学で早稲田大学で学ぶことになりました。
その時の心境を
「東京は巨大都市。一人で身を置くと、誰も知らない安心感があった。他人の領域に踏み込まない、日本人の距離感が心地よかった。」
と語っています。
留学期間は1年間でしたが、一人暮らしやサークル活動など日本での自由な生活がたまらなかったそうです。
ちなみに修士論文では10万字を日本語で書いたこともあり、研ぎ澄まされた日本語はこの頃から培われていたようです。
李琴峰さんの国籍は?
結論から申しますと「中国籍」です。
が、李琴峰さんが言うには「日本国籍はないけれど、日本語籍は手に入れた」と述べています。
「日本国籍」ならぬ「日本語籍」をやっと手に入れたような気分だった。
国籍というのは閉じられたもので、所定の条件を満たし、所定の手続きを踏まえ、所定の審査を通して初めて手に入るもの。新しい国籍を取得するためには古い国籍を放棄する必要がある場合もある。しかし「語籍」は開かれたもので、誰でもいつでも手に入れていいし、その気になれば二重、三重語籍を保持することもできる。国籍を取得するためには電話帳並みの申請書類が必要だけれど、語籍を手に入れるためには、言葉への愛と筆一本で物足りる。
引用:https://www.nippon.com/ja/japan-topics/g00652/?pnum=3
国籍にとらわれることなく、「言葉への愛」と「筆一本」さえあれば日本語籍を得られるという素晴らしい考えの持ち主。
2017年の群像新人文学賞を受賞した時は、「日本語の使い手として認めてくれた」ということもあり、喜びはひとしおだったようです。
李琴峰さんは結婚している!?
李琴峰さんがご結婚されているか!?についてですが、
結婚・旦那・夫などの情報はなく、おそらく独身なんではないでしょうか。
ちなみに結婚観などについてTwitterでバズっていたのでご紹介します。
「私の姓を名乗らないと結婚しない」という女性が半数を超えてくると、夫婦別姓制度は余裕で導入されると思う。
— 李琴峰|『彼岸花が咲く島』芥川賞候補 (@Li_Kotomi) June 23, 2021
さらに、世の中の女性に対するアドバイスがこちら!
世の中の女性は結婚のために、男性のために我慢しすぎ、自分を犠牲にし過ぎだよ。
— 李琴峰|『彼岸花が咲く島』芥川賞候補 (@Li_Kotomi) June 23, 2021
世の男性は、悔い改めたい案件です(汗)
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▼李琴峰さんの作品はこちら▼
李琴峰さんのまとめ
という事で、李琴峰の経歴・プロフィールなどをご紹介してきました!
日本語で小説を書く李琴峰さん。幼少の頃から日本に住んでいたわけではなく、地道な努力でここまで歩んできたことが分かりました。
現在は、日中二言語作家や翻訳家、通訳など素晴らしい活躍をされています。
これからの李琴峰さんの活躍を応援していきたいと思います。
芥川賞も是非受賞して欲しいですね♪
それでは、最後までご覧いただきましてありがとうございました。
