6月30日に国家公務員に夏のボーナスが支給され、ニュースで話題になっていました。
そのボーナスの平均支給額は68万100円で、なんと8年連続で増えています。
【国家公務員ボーナス8年連続増】https://t.co/nwLUqPxoyw
国家公務員に夏のボーナス(期末・勤勉手当)が支給された。管理職を除く一般行政職(平均35歳)の支給額は平均68万100円。昨年までの民間企業の賃金アップを踏まえ、昨夏より1千円多く8年連続プラスに。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) June 30, 2020
公務員の方々には明るい話題でしょう!
しかしコロナウイルスの影響により日本の経済が混乱しているのに、なぜ国家公務員はボーナスがアップするのでしょうか?
観光や宿泊業や飲食店など、様々な業種で今まさに給料が支払えなかったり休業状態が続いているところもあります。
ましてや、10万円が給付されていないところもあるのに、国家公務員は「ボーナス増!?」
確かに、不満が出る気持ちも分かります。
そこで今回は「なぜ国家公務員のボーナスが増える?理由は大企業の影響だった!?」と題しまして、国会議員のボーナスがなぜ増えているのかを調査していきたいと思います。
そもそも、国家公務員がボーナスを貰える理由は?

公務員にボーナスが出ることは昔から何となく周知の事実ですが、そもそもなぜボーナスが出ているんでしょうか?
答えは、国家公務員が
という事だったんです。
ちなみに地方公務員のボーナスは「国家公務員に準じて決定」しています。
公務員のボーナスは正式には「期末手当」「勤勉手当」を合算したもののことをいいます。民間の企業は会社ごとの業績や、社員個人の業績によってボーナスの額が変動しますが、公務員の場合は民間業界全体のボーナス支給実績の増減を参考に、民間と同じ水準となるよう支給額が決定するようです。
引用:https://koumu.in/articles/991
公務員は、民間の水準に合わせてボーナスを貰っていることが分かりました。
はい!皆様の声が聞こえてきます。
「私は、もらってませんよ!」
そうですよね(涙)
何十万もボーナスを貰える人は一握りのはず。
なのになぜ民間水準?
一体どこを水準に決めているのでしょうか?
なぜ国家公務員のボーナスが増える?理由は大企業の影響だった!?

国家公務員のボーナスの水準を決めているのは、「民間企業並み」の理由からでしたが、
「民間企業のボーナスは減っているぞ!」と思ってしましますが、実は人事院の言う「民間並み」とは「民間大企業並み」のことを指しているのが現状です!
人事院の調査では、事業所50人以上の企業を対象としていますが、実際調査いているのはほとんどが大企業なんです。
日本を代表する大手企業が名を連ねる日本経済団体連合会の2020年夏のボーナス支給額平均は
・約92万円5000円
【夕方のニュース】
大手の夏ボーナス、6%減 92.5万円、09年以来の減少率 経団連#ボーナス #賞与https://t.co/DXsEJHdum7— ゆるとぴ (@YahooNewsYuru) June 17, 2020
大企業の職種別のボーナス支給額↓
日本経団連の発表による大企業の夏季賞与の表にジャンプします!
つまり、中小企業のふところ事情で公務員のボーナスが左右されることはほとんどありません。

そもそも、なぜ民間企業に合わせているの?

それは、公務員には争議権(ストライキ)が認められていないからなんです。
✔公務員にはストライキが認められていないため、民間の水準に合わています。
大企業のボーナス水準に合わせているから、ボーナスが増えているんですね。
しかも、大企業は春の時点で夏の賞与を決めており、コロナウイルスの影響がまだ出ていない様子。
公務員は、いいなぁと思ってしまう理由も分かりますね。
公務員のボーナスや給与に批判が出る理由は?
公務員のボーナスで毎回キレてる人いるけど、自分らの生活支えてる人らが薄給でええんか?って思う
— 右京大夫政元 (@meiou1493) June 30, 2020
公務員のボーナスや給与は、常に批判が多いものです。
何故なんでしょうか?税金なんだから?
それは、公務員のボーナス・給与は「表立って目に現れないから」です。
民間企業のように売り上げなどでの尺度で成果を出している!とは言えない仕事が多いため、縁の下の力持ち的な役割が多いため、批判を浴びることが多いようです。
なぜ国家公務員のボーナスが増える?世間の反応を調査!
世間の声も紹介していきたいと思います
【批判的な意見】
「平均所得や物価とのバランスを考慮した結果」として国家公務員の夏のボーナスは8年連続で増額されたが、同じ「平均所得や物価とのバランスを考慮した結果」として生活保護世帯の給付金は毎年のように引き下げられ続けている。不思議だね。
— きっこ (@kikko_no_blog) June 30, 2020
おかしいだろ。
コロナ茶番劇で長年頑張ってきた店を閉じた人もいる。補償金はいまだ届かず手続きに時間ばかり。
せめてこの時期はボーナスは返上すべきだと思う。→ 安倍晋三首相は404万円、閣僚は337万円
なんで8年連続で増えてんの?国家公務員ボーナス8年連続増 https://t.co/m8nz3GMXP3
— P♥e♥c♥k♥o (@pecko178) June 30, 2020
医療従事者の夏ボ全カットとか全体的に少なくなってるのに国家公務員というより国会議員のボーナスは増える一方ってそこまでの働きしてるように全く見えないけど?
— フォロー制限になったかまちゃん (@96km9) June 30, 2020
国民はコロナで生活苦しいしましてやボーナスなんか出ない!なのに仕事しない国家公務員はボーナス出るのかよ!国民馬鹿にするのもいい加減にしろよ!国民がどれだけ苦しんでいるのかわからない国家公務員は全員辞めろ💢
— バックスクリーン (@jKeyveYp6XjukQl) June 30, 2020
大企業もボーナス削減してるの国家公務員のボーナスは8年連続上がってる。
完全に官尊民卑の国だ。
— aki (@3h_aki) June 30, 2020
【肯定的な意見】
給付金の支給率が9割を超えてきました。ここまで来るのに平日の深夜や土日もフル出勤で働いてる職員が大勢いる。コロナ渦の中で子供の預け先もなく、親の介護がある人も。
この働き方を「公務員だから当然」と考えて良いのかな。"感謝や評価"はほとんどないけど、"罵声や罵倒"は2ヶ月で山ほど見た。— やとよん|転職活動中 (@yatoyon) July 2, 2020
アライさんはやっぱり公務員の皆さんに感謝したいよのだ。叩かれることはあってもお礼を言われることなんて滅多にないからのだ。報酬アップよりたった1人の市民の感謝の言葉のほうが心ポカポカになれるのだ。綺麗事じゃないよ、感謝は報酬の一つなのだ。
— イラストレーターなアライさん (@araisanblog) June 30, 2020
RT>この方のリプ欄見ると、公務員にはみなさん厳しいのね。
厳しくなる気持ちもわからんでもないよ。
でもさ、この人の状況が辛いのはわかるじゃん。
それこそ繁忙期の辛さ、ブラック企業の言い分とか。
その辛さはわかるじゃん。
私はお疲れさまですとありがとうございますの方を伝えたいよ。— 風間 (@kazama_emi) June 29, 2020
なぜ国家公務員のボーナスが増える?まとめ
日本が大変な時期なのに
「税金から給料が出ている人は特別なのか?」
そんな意見もありました。
しかし日本のために縁の下の力持ちとして、日々働いている国家公務員や地方公務員のことも考えなければなりません。
もちろん、ある議員さんのように不正はダメですけどね?
今回のまとめとして、
・国家公務員のボーナスは民間水準に合わせている
・民間水準は、大企業に合わせている
ことがわかりました。
公務員の皆さんは、頑張っていただきたいと思います。
今回は、「なぜ国家公務員のボーナスが増える?理由は大企業の影響だった!?」と題しまして、調査いたしまいた。
最後までご覧いただきありがとうございました。
