芥川賞・直木賞

三木三奈のプロフィールや経歴は?アキちゃんの口コミ・評判も調査!

第163回芥川賞・直木賞の受賞発表が7月15日に近づいてきました。

この二つの賞の中でも、特に芥川賞は

新人作家による中・短編小説で例年かなりの盛り上がりを見せています。

 

最近だと、お笑い芸人の又吉直樹さんと羽田圭介さんとのダブル受賞が記憶にもありますよね?

 

今回も太宰治さんのお孫さんの石原燃さんが候補にノミネートされるなど早くも注目が集まっています。

日本文学賞の中でも最も有名な賞を誰が受賞するのでしょうか?

 

そんな今話題の芥川賞ですが、今回は「三木三奈」さんにスポットを当ててみたいと思います!

題して、「三木三奈のプロフィールや経歴は?アキちゃんの口コミ・評判も調査!」のテーマで調査していきましょう。

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三木三奈のプロフィールや経歴は?

三木三奈
三木三奈さんプロフィール
名前:三木三奈 (みきみな)
生年月日:1991年-月-日 (29-30歳)
出身:埼玉県
受賞歴:125回文學界新人賞

 

三木三奈さんに関しては、多くの情報が公開されていません。

SNSもやっておらず、謎に包まれている方ですね。

 

どんな方なのか情報が入り次第、追記していきたいと思います。

 

三木三奈さんは、朝日カルチャーセンターの新宿教室で小説を書く教室に通っていたことが分かりました!

講師の村上和宏先生の「小説、どう書けばいいのか」という教室に2年間通っていたそうです。

文學界新人賞を受賞し、同教室にコメントを発表しています。

 

自分の書いた小説を誰かに評してもらいたくて、思い切って村上先生の教室を受講したのが二十五のときでした。受講してみて、おもしろくなかったらすぐに辞めようと思っていましたが、それから二年間、授業の日は仕事が終わると急いで新宿へむかうようになりました。

引用:https://www.asahiculture.jp/news/shinjuku/0422

25歳から通われて勉強していたそうです。

その学びがあったからこその文学界新人賞と芥川賞ノミネートだったんですね。

「新宿に通っていた」

と書いてあるので、出身の埼玉から通っていたのでしょうか?

都内近郊なことは間違いないです。

 

三木三奈さんは、仕事をしながら新宿に小説の書き方の勉強をしていた勉強家だったんですね!

選考会で議論を呼んだ作品「アキちゃん」の口コミ・評判も調査!

「アキちゃん」は選考会で議論を呼んだ作品!

文學界

文學界5月号に「アキちゃん」についてこのように書いてあります。

「選考会を議論の渦に巻き込んだ”寄り添わない小説”!」

 

アキちゃんが文學界新人賞の選考で議論を呼んだそうです。

選考委員は以下の5人。

・中村文則選考委員
・長嶋有選考委員
・東浩紀選考委員
・川上三映子選考委員
・円城塔選考委員

文學界5月号には、文學界新人賞の選評も載っています。

一部抜粋しますと、

【円城塔選考委員】

「冒頭部へ戻って読み返すと主人公の不思議さが目立つ。全体に不穏であり、これは構成に問題があったのではと私は考えた」

【中村文則選考委員】

「初読では途中でわかるアキの性別の書き方が読者に対しフェアではないと感じたが、再読し、実に巧みに描かれていると感じた」

このような選評もありましたが、

川上未映子選考委員は大絶賛していました。

色んな意味で議論された作品ですね!

あらすじは、

「アキちゃん」は、主人公が5年生のときの同級生。
大人になった主人公が、過去を回想する物語。

「アキちゃん」の口コミ・評判は?

そんなベールに包まれたような存在の三木三奈さんの作品「アキちゃん」の口コミや評判を見ていきましょう!

 

 

 

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* * わたしはアキちゃんが嫌いだった。大嫌いだった。当時は大嫌いという言葉ではおさまりきらないものがあった。それは憎しみにちかかったかもしれない。いや、ほとんど憎しみだった。わたしはアキちゃんを憎んでいた。まいにち学校で顔を突き合わせれば憎み、家に帰ってからもうじうじ憎みつづけた。ベットについてからも憎しみの果てに意識をなくし、翌朝、目をさましたときにはもう憎んでいた。 * . . 文學界新人賞にして芥川賞候補作。 . 読みながら、 今村夏子さんのような不穏な感じを出したいのか…? 信頼できない語り手を書きたいのだろうけど、なんかうまく書けてないような…? このキャラクターにその属性あたえるならもうちょっと芯に迫った書き方をして欲しかったような…? などと、自分でも焦るぐらい「何様目線?」な目線が続々でてきてしまった。 . でもアキちゃんはじめ、「こんな人いそう!」あるいは、「いた!いた!」と思わされるくらい生々しかったし、 子供の頃は「アキちゃんとわたし」っていう一対一の関係に縛られて、愛憎入り乱れていたけど、時間が経って「アキちゃん」という存在を客観的にみて、カテゴリーにはめて突き放して考えるようになるっていうところが子供から大人への転換点になっていて面白かった。 と、いい点も見つけられて、ほっと安心。 . 安心するっていうのも若干「何様目線?」であるけれど…。 . . この作品は新人賞なので、作品の後に審査員の選評がある。 これが新人賞かつ芥川賞候補作のいいところ。 . 選評を読むと、この話は「政治的正しさ」を身につける前の一対一の関係性において、「彼女たちがどのようにいきているか」が描かれているものだから、わたしが最初に思ったような「このキャラにこの属性を与えるならもっと芯に迫るような書き方をしては…?」という疑問は的外れのようだ。 でもあとの方に気づいたもんね。子供の頃は「アキちゃんとわたし」の一対一の関係に縛られてたってーー。 なんて自分でもどうなりたいのかよくわからないほど、自分の「読み」に対する焦りと安堵感であっぷあっぷ。 . . 若干上から目線で批判的に読んでしまったところもあるけど、面白かったです。 次回作もぜひ読みたい。 この作者から次にどんな話がでてくるのか気になる。 . ちなみに審査員の川上未映子さん、「次回作がこんなに待ち遠しいと思える新人賞の作品は初めてだ。早く書いてね」と書いてました。 絶賛している。 . . #アキちゃん #三木三奈 #読了#ssbookreport . . 同じ号に、綿矢りさ×朝吹真理子×村田沙耶香の鼎談が。 すごい面白かったー。こんな友達欲しい…。こんな話したい…。 . #本#読書#本が好き

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三木三奈のプロフィールまとめ

今回は「三木三奈のプロフィールや経歴は?アキちゃんの口コミ・評判も調査!」と題しまして、三木三奈さんについてご紹介いたしました。

三木三奈さんは

✔埼玉県出身で25歳から新宿に2年間小説を書く教室の通っていた

✔文学界新人賞の選考で話題の渦を呼んだ作品の作者

と言うことが分かりました。

気になる芥川賞の発表は7月15日。

163回芥川賞は誰が受賞するんでしょうか?

楽しみですねー!

最後までご覧いただきありがとうございました。

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